食べ放題で元を取るのは意味がない?人の欲望ビジネスの謎に迫る(人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学)

食べ放題で食べ過ぎてしまう…

意識高い系に腹が立つ…

人には数多くの悩みがあります。しかしそんな悩みは行動経済学で説明できてしまうんです。今回は「人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学」からオススメの行動心理学を4つご紹介いたします。あなたも行動心理学のトリコになってしまうはずです。

 

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学とは?

”占いに一喜一憂する”、”食べ放題で元を取ろうとする”など人は意図せず不合理な行動はとっています。実は不合理な行動の多くは行動経済学で説明することができるのです。

 

悪と欲望の行動経済学では昔話や実例を用いて解説しています。読書の習慣がないという方でもスラスラ読めること間違いなし!本を買う”勇気”がまだない…という方に向けて、要約や私の意見をご紹介。気に入った方はぜひ手にとって読んでみてくださいね。

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食べ放題に潜む欲望

ー3980円お肉食べ放題ー

お肉食べ放題の文字を見ると、私はついついお店に入ってしまいます。そして3980円の元を取ろうとお腹が爆発する寸前までお肉をかきこむのだ。打倒!ギャル曽根。フードファイター(自称)の血が騒いでしまうというものです。

しかし悪と欲望の行動経済学では、食べ放題は人の欲望を刺激していると主張してます。

3980円の支払いは変わらないのに、なぜか限界以上に食べてしまう。これには「損失回避・サンクコストの誤謬」が関係しています。簡単にいうと、”損をしたくない、3980円払ったんだから無駄にしたくない”という恐怖感です。

 

元以上食べたから得をした、損はしなかったという気持ちになることで欲望が満たされます。しかし食べ過ぎでお腹を壊してしまってはもとも子もありません。これからは私も食べ放題はちょうどいいところでやめたいと思います笑。

 

デザートは別腹という現象も行動経済学で説明できるのです…。この解説は実際に本を読んでみてくださいね。

 

意識高い系ブームにあった欲望

「今日のMTGではブレインストーミングを行い、アジェンダを…」

人脈・ビジネス・起業などを謳うものの、中身が伴っていない人々は”意識高い系”と呼ばれています。SNSが普及すると同時に、意識高い系という言葉も広がっていきました。

 

私の友人も”意識高い系”になっていて辛かった記憶があります。「大企業?そんな時代は終わりだよ、ハハハ」、今思い出してもムカムカムカ…。

しかし悪と欲望の行動経済学には”意識高い系”にも人の欲望が潜んでいると書かれています。

内集団バイアスとは、自分の所属する集団とは仲良くするが、違う集団には敵対的になることです。いわゆる意識高い系の人々は、自分たちに”意識高い系”という言葉を使いません。”意識高い系”という言葉を使うのは、上の図でいう右側の人です。

 

”意識高い系”という言葉は、自分と違う集団にレッテルを貼ることで満足する人々によって生み出されたものでした。私の身近でも「SNS・会社・友人」など内集団バイアスがありそうな環境がいくつかあります。

自分のいる環境に満足せず、違う環境にも積極的に関わる勇気が必要と感じました。

 

M-1グランプリの上沼恵美子の点数は的外れだったのか?この解説はとても面白いので是非読んでみてください!

 

ザ・ノンフィクションがヒットした理由

「生きてる生きている〜」でおなじみのザ・ノンフィクション。1人の人生を追いかけるフジテレビのドキュメンタリー番組です。豪華なキャストがいるわけでもなく、お金のかかったセットもありません。しかしなぜか「ザ・ノンフィクション」を見てしまう…

 

私もザ・ノンフィクションは何回か見ているのですが、今でも記憶に残っている回が何個もあります。ちなみに女の方が工事現場でお米だけのお弁当を食べている回です。

悪と欲望の行動経済学ではザ・ノンフィクションがヒットしたのは”ストーリー”にあると主張しています。

人は人数の多さよりも特定できるひとりの物語に注目する傾向があります。これが「身元のわかる犠牲者効果」です。近頃のSNSビジネスアカウントでも「個人の時代がやってくる、あなたのストーリーでブランド力を高めよう」という主張が多く見受けられます。これは犠牲者効果を応用したものと考えられますね。

 

ザ・ノンフィクションはたった1人に焦点をあてて、人間の汚い部分まで包み隠さず公開しています。このリアルなストーリーに人々は共感するのです。SNSストーリーはこれからの主流となるのでしょうか…

 

占いを信じるのはどうして?

私は朝起きて、めざまし占いを見るのが日課です。自分の星座が1位になったら、その日はウキウキで仕事に行きます笑。占いといえば「手相・タロット・血液型・星座」などが有名ですね。どうして私たちは占いで一喜一憂してしまうのでしょうか?

 

悪と欲望の行動経済学では、占いにはバーナム効果や自己充足的予言などが関係していると主張しています。

「今日のあなたは疲れてしまうかも、気をつけて」という占い結果をよく見かけます。しかし多くの人は1日1回は疲れを感じるはず。これはバーナム効果であり、誰にでも当てはまることをそれらしく言っているだけです。

では占いとは全く意味のないものなのでしょうか?

 

実は占いには優れた側面があります。それが「自己肯定感を高めてくれる」ことです。例えば、朝の占いで「今日はちょっといい日になりそう」という結果がでたとします。すると「今日はなんだか頑張れそう!」という気持ちになりませんか?

これが占いの持つ隠れた側面なのです。当たるかどうかではなく、人の肯定感を高めるかどうかがキーだったとは…

めざまし占いも”1日を気持ちよく”という側面をもっていたことがわかりましたね。これからもめざまし占いをガンガン見ていこうと思います笑。

 

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学

今回ご紹介したのが、

  1. 食べ放題に潜む欲望
  2. 意識高い系ブームにあった欲望
  3. ザ・ノンフィクションがヒットした理由
  4. 占いを信じるのはどうして?

の4つでした。

 

”人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学”では4つ以外にも興味深いエピソードが数多く収録されています。例えば「なぜ宝くじが売れるのか?、なぜ極論に飛びついてしまうのか?、上沼恵美子の採点は的外れなのか?、AIに仕事が奪われるって本当?…」などなどです。

一度読み始めたら止まらない悪と欲望の行動経済学をあなたも読んでみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

人はバイアスなくして生きることはできません。

自分はバイアスに絶対にかからないというのは、オレオレ詐欺に引っかからないと断言する方と同じです。つまりそれはフラグなのです…

バイアスにかからないというよりもバイアスを持つ自分を許容し、様々な価値観を持つことが大切であると学びました。

本日の記事はこれで以上になります。

それではほんならほんなら!

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